アレジオン(エピナスチン)の効果・副作用の強さと特徴

アレジオン アレルギーの薬

アレジオン(エピナスチン)とは

アレジオンはアレルギー疾患に用いられる、抗ヒスタミン薬という分類のお薬です。

先発品(特許を取ったお薬)の名前がアレジオンで、成分の名前がエピナスチンです。

名称の由来は、「アレ」が入っているのでアレルギー関連かと思いきや、全く別で
「A(否定の接頭語)+lesion(病変)」です。
アレルギーをロックするアレロックとは全く別でした・・・

現在はジェネリック医薬品も多数発売されており、ジェネリックの商品の名前も
ほとんど「エピナスチン」となっています。
(厳密には「エピナスチン塩酸塩」と言いますが、後ろの部分は省略します)

剤形は、錠剤とドライシロップとなっています(一部のジェネリックで液剤も)。

3歳の小児から大人まで使用可能です。

同成分の点眼液(アレジオン点眼)も存在します。
ちなみに近年では飲み薬のアレジオンはシェアが右肩下がりですが、目薬の方は
右肩上がりとなっています。

そんなアレジオンの薬としての強さや副作用、特徴について見ていきます。

アレジオン(エピナスチン)の効果と副作用の強さ

中等度の強さと眠気の少なさ

アレジオンは、現在日本で発売されている抗ヒスタミン薬の中で中等度の強さのお薬です。

副作用の主なものである眠気は、同じ分類の薬の中では少ない方で、大人・子供ともに
1%程度と公表されています。

アレジオン(エピナスチン)の特徴

効果のバランスは良い

上記のように、アレジオンは安全性が比較的高いお薬であり、アレジオンで充分効く
という人には悪い選択ではありません。

近年では、もう少し効果の強い抗ヒスタミン薬がいくつか発売されてきていることから
以前よりはシェアは下がってきています。

1日1回の簡便な服用

最近登場してきた薬は1日1回の服用のものも多くなってきましたが、
アレジオンが登場した頃は、これも大きなメリットでした。

小児用のドライシロップは非常に不味い

アレジオンドライシロップは3歳から処方することができますが、なんでこんな味に
なったんだろうと思うぐらいの苦みがあります。

最近では他に乳幼児用の薬も増えてきたため、あえて子供にアレジオンを選ぶ
メリットはないように思います。

市販薬としてのアレジオンは頼もしい味方

近年のアレジオンの活躍の場は、市販薬市場かもしれません。
2011年には10mg錠が、2015年には20mg錠がスイッチOTC化されました。
20mg錠は、医師が処方する常用量と同じです。

OTC(over the counter)というのが市販薬とほぼ同義ですが、スイッチOTCとは、
医療用のお薬(処方箋が無いともらえないお薬)がドラッグストアなどで購入できる
ようになることです。

市販薬としてはトップクラス

アレジオンは、医療用のお薬の中では中等度の強さと言いましたが、市販薬の中では
トップクラスの強さを誇り、かつ眠くなりにくいメリットもあります。

多忙なビジネスパーソンや、乳幼児を抱えて自分が受診している暇がない親御さん
などには有用な選択肢の1つとなるでしょう。

ドラッグストアの他、アマゾンや楽天などの通販でも購入可能です。

ちなみに値段ですが、2週間分程度であれば病院代+薬局代よりも安くなる可能性が
ありますが、4週間分程度であれば病院代+薬局代よりも高くなりそうです。

適応は?

花粉症やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などの眼科・耳鼻科の疾患でも、
蕁麻疹や湿疹、アトピー性皮膚炎などの皮膚科の疾患でもいずれも良好な効果が
期待できるでしょう。

他の抗ヒスタミン薬については、以下をご覧下さい。


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