デザレックスの効果・副作用の強さと特徴

デザレックス アレルギーの薬

デザレックスとは

デザレックスはアレルギー疾患に用いられる、抗ヒスタミン薬という分類のお薬です。

先発品(特許を取ったお薬)の名前がデザレックスで、成分の名前がデスロラタジンです。

名称の由来は、「DES(デスロラタジン)+ALLE(アレルギー)+X(語尾)」。

2017.12に発売された新しい薬であり、ジェネリック医薬品はありません。

剤形は錠剤のみで、12歳以上から保険適応となっています。

そんなデザレックスの薬としての強さや副作用、特徴について見ていきます。

デザレックスの効果と副作用の強さ

中等度以上の強さと比較的少ない眠気

デザレックスは、現在日本で発売されている抗ヒスタミン薬の中では「中の上」ぐらいの強さのお薬です。

副作用の主なものである眠気は、同じ分類の薬の中では軽い方で、1%程度と公表
されています。

ちなみに、デザレックスの強さについてちょっと専門的な話になるので、難しい話が
苦手な方は次の2段落は読み飛ばして下さい。

デザレックスの成分デスロラタジンですが、元々ロラタジンという物質を使ったお薬は
存在しました(商品名をクラリチンといいます)。デスロラタジンは、ロラタジンの
鏡像異性体のうち、活性の強い方だけを取り出したものになります。

鏡像異性体とは、言うなれば右手と左手の関係です。構造は同じだが、鏡に映った
関係同士と言うことです。
物質であるロラタジンも立体構造なので、鏡像異性体が存在します。
そのロラタジンの片方が活性が強いということを研究者が突き止め、片方だけ
抽出したのがデスロラタジンということになります。

デザレックスの特徴

簡便な服用

デザレックスは、1日1回の服用で済む点がメリットです。

同じ1日1回製剤のビラノアと比較して食事の影響を受けにくいのもメリットです。

クラリチンの良いとこ取り

上でも少し専門的な話を述べたのですが、デザレックスはクラリチン(ロラタジン)
という薬の副作用は少ないままに、効果の強い部分だけ利用している製剤なので、
優れたお薬と言えます。

小学生以下には使えない

デザレックスは錠剤しか存在せず、保険適応も12歳以上となっています。

元となったクラリチン(ロラタジン)は小児にも安全に使えるお薬ですので、
デザレックスも使える可能性はありますが、臨床試験が行われる予定がないようなので
製薬メーカーさんの今後に期待しましょう。

適応は

花粉症やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などの眼科・耳鼻科の疾患でも、
蕁麻疹や湿疹、アトピー性皮膚炎などの皮膚科の疾患でもいずれも良好な効果が
期待できるでしょう。

市販薬はある?

残念ながら、市販薬はありません。

市販薬が必要なら、アレジオン(エピナスチン)やアレグラ(フェキソフェナジン)
などから選ぶことになるでしょう。

他の抗ヒスタミン薬については以下をご覧下さい。

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