おすすめ服薬ゼリーの種類と違い、薬との相性を比較

薬の味と飲ませ方

薬の苦手な子供(乳幼児)や、嚥下(飲み込み)の悪い高齢者にとって大きな助けとなる服薬ゼリー

そんな服薬ゼリーにはどんな種類や違いがあって、それぞれの製品の薬との相性はどうなのか徹底的に比較し、その中でのおすすめをご提案します。

服薬ゼリーのタイプ

まず服薬ゼリーには大きく分けてジェルタイプ粉タイプがあります。
実際の商品で言うと以下のようなものですね。

ジェルタイプ

粉タイプ

それぞれメリットやデメリットは以下のようになります。

ジェルタイプ

メリット

・開封したら薬を混ぜるだけ簡単
・本物のゼリーのような味で比較的おいしい(これは好みにもよりますが)

デメリット

・開封してしまったら期限が非常に短い(数日~1週間程度)
・フルーツ系の甘酸っぱい味のものは、一部の薬と相性が悪いものがある

粉タイプ

メリット

・1回分ずつ作るので、余っても取っておける

デメリット

・ジェルタイプよりはゼリーを作る手間がかかる
・水の分量を間違えるとしっかり固まらないことがある
・たくさん使いたい場合はジェルタイプよりも割高

服薬ゼリーを選ぶ際は、まずこれが大前提です。

実際に販売されている服薬ゼリーの詳細

おくすり飲めたね(グレープ・イチゴ・チョコ)

お薬飲めたね」はジェルタイプの子供向けの服薬ゼリーの鉄板です。
粉タイプも販売されていますが、割高なためかほとんど見かけません。

ごく最近まではピーチ味も販売されていましたが製造中止となりました。
私の勤める薬局ではグレープ味よりも人気があったので残念です。

特徴

イチゴ味グレープ味は単に味が違うだけですのでお好みで。

チョコ味は容量が少ない(他は200gでチョコは100g)のと、開封後の期限が短い(他は1週間、チョコは3日)という違いがあります。同じ量に対しての値段はチョコの方が割高です。

ただし、イチゴ味とグレープ味は、一部の抗生剤で相性が悪いものがあります。具体的には、クラリシッド(クラリス・クラリスロマイシン)ドライシロップ・ジスロマック(アジスロマイシン)ドライシロップ・オラペネム細粒などです。

これらは元々苦みのある抗生剤ですが、これらに対してはチョコ味の方が良いです。

お薬じょうず服用ゼリー(イチゴ)

お薬じょうず服用ゼリー」は「おくすり飲めたね」とは逆に、粉タイプの鉄板です。ジェルタイプのりんご味も販売されています。

特徴

「ゼリー」というよりはくず湯のような出来映えになります。

離乳食がメインの幼児に好まれやすい味をしている印象です。イチゴ味とは言うもののほぼ酸味は無いので、上で挙げたような抗生剤にも使用可能なのがメリットです。

らくらく服薬ゼリー 粉薬用(コーヒー・イチゴチョコ)

らくらく服薬ゼリー 粉薬用」は、 2019年ごろまでは商品名が「らくらく服薬ゼリー 漢方薬用」でしたが、漢方以外では使えないと思われすぎたためか、名前が変更されました。

特徴

旧名称が「漢方薬用」だったことからも、苦みの強い薬に適しています。

個人的には「おくすり飲めたね(チョコ)」と大差ないかなという印象ですが、幼児にとってはパッケージの見た目の差は何よりも大きいかもしれません(笑)

まとめ

一部の抗生剤は、服薬ゼリーを使う際に注意が必要な場合があります。

また、ジェルタイプは開封後の期限が非常に短いので、薬を飲む期間を考えた上で開封する必要もあるでしょう。

子供に苦い抗生剤を飲ませる時のコツは別記事でもご紹介しています。

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