風邪の原因と治療について(小児)

大人に比べると、子供はよく風邪を引きます。
今回は、そんな風邪についてご紹介します。

一般的に言われる「風邪」の原因は90%以上がウイルスによるものだと
言われています。

さらに、そのウイルスの内訳は

・ライノウイルス
・コロナウイルス
・アデノウイルス

などが多くを占めています。
少し余談になりますが、2020.06現在、世界中で猛威を振るっている
「コロナウイルス」も新型でないものはよくある風邪のウイルスでした。

また、上記の3つの他にインフルエンザウイルスやRSウイルスも
広い意味では「風邪のウイルス」に含まれることもありますが、
特にインフルエンザは単独の疾患として扱われることが多いと思います。

さて、続いて、これらの風邪のウイルスの治療法です。

極論を言ってしまうと、治療法はありません(!)。

まあ、「無い」というのは、原因のウイルスそのものをやっつける
方法が無い、ということであって、現れる咳や鼻などの症状を
抑えるだけになる、ということです。

ウイルスをやっつけるのは、あくまでも自分自身の免疫力しか無い。
お薬は、症状を楽にするだけ。

これが大原則です。

「抗生剤(抗生物質)」は細菌には効果はありますが
ウイルスには効かない。

そして、ウイルスの効果のある抗ウイルス薬は、抗生剤と比べると
ごく限られたものしか開発されていません。

もちろんワクチンもありません。

上で挙げた新型コロナウイルスとの戦いも、こういった背景が
治療を難しくしている一因です。

ですので、とにかく風邪にかかったら、「安静」「睡眠」「栄養」
このぐらいしかありません。

咳や熱も、必ずしも抑えた方がいいとは限りませんので、
処方されたお薬は指示通りに服用しておきましょう。
(咳は異物を外に出すために有用である場合があり、
熱は異物と戦うのに重要な場合がある)

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