RSウイルス感染症の原因と治療について(小児)

RSウイルス感染症はその名の通り、RSウイルスというウイルスに
感染することで発症する疾患です。

広い意味では「風邪」の一部ということもできますが、
特に免疫力のできあがっていない乳幼児では強い症状が
出てしまうことがあり、注意が必要です。

インフルエンザの流行する少し前(秋~冬)に流行することが多く、
RSウイルスにかかって看病で大変だったところに、
さらにA型インフルエンザ・B型インフルエンザと立て続けに感染し
トリプルパンチだった・・・というような親御さんも珍しくありません。

RSウイルス感染症が重症化すると、肺に炎症が起こる肺炎や、
気道の細い部分「細気管支(さいきかんし)」に炎症の起こる
細気管支炎になることがあり、入院が必要になることもあります。

RSウイルスをやっつけることのできるお薬は残念ながらありません。
ですので、他の一般的な風邪などと同様、出た症状を抑えるための
お薬を服用して経過を待つ、というのは基本方針です。

上で述べたように、一般的な「風邪」とは違って気管支や細気管支、
肺に症状が現れることがあるため、喘息のお薬と似た処方になります。

また、RSウイルス自体には抗生剤は効かないと述べましたが、
体が弱っている時に細菌感染も併発するリスクがあるので、
あえて抗生剤を処方する場合もあります。

RSウイルスは何度でも感染することがありますが、
一度かかっていれば、2回目からは症状が軽くすむことが多いです。

もちろん大人もかかることはありますが、お子さんを看病する場合は
親御さん自身はそこまで恐れる必要はないでしょう。

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