ザイザル(レボセチリジン)の効果・副作用の強さと特徴

ザイザル アレルギーの薬

ザイザル(レボセチリジン)とは

ザイザルはアレルギー疾患に用いられる、抗ヒスタミン薬という分類のお薬です。

先発品(特許を取ったお薬)の名前がザイザルで、成分の名前がレボセチリジンです。

2020.06にジェネリック医薬品も発売されたばかりで、ジェネリックの商品の名前も
ほとんど「レボセチリジン」となっています。
(厳密には「レボセチリジン塩酸塩」と言いますが、後ろの部分は省略します)

剤形は、錠剤とシロップしかありませんでしたが、ついにジェネリックからOD錠
(口の中で溶ける錠剤)とドライシロップが発売され、治療の選択肢が増えました。

なんと言っても生後6ヶ月から服用できる点がメリットです。

そんなザイザルの薬としての強さや副作用、特徴について見ていきます。

ザイザル(レボセチリジン)の効果と副作用の強さ

とても強力な作用

ザイザルは、現在日本で発売されている抗ヒスタミン薬の中で最も強い効果のある
部類に入るお薬です。

副作用の主なものである眠気は、同じ分類の薬の中では中程度で、大人で6%、
子供で4%程度と公表されています。

ただし、大人は「アレルギーの薬は眠くなるだろう」という知識があるので調査時に
申告している方が多いと思いますが、子供は自覚がないまま注意力が落ちているかも
しれませんので、実際はもう少し多いかもしれません。

アレロック(オロパタジン)の特徴

日本で最も使われているうちの1つ

アレロックは効果の副作用のバランスが取れ、10年以上の販売実績があることから
データも豊富であり、抗ヒスタミン薬の中で売上ランキングトップクラスのお薬です。

大人は1日1回で済む

大人は1日1回1錠を服用するだけで済む簡便さがメリットの1つです。
子供の場合は、大人と同じ1日量を2回に分けて服用するなどの適応になっています。

乳児から処方可能

現状、第二世代の抗ヒスタミン薬の中で生後6ヶ月から処方可能なお薬は、ザイザルか
アレグラ(フェキソフェナジン)ぐらいしかありません。

アレグラは少しマイルドな作用のため、乳児にザイザルが使用できるのは小児科医に
とっては極めて大きなメリットです。

ただし2020.06まで、子供にザイザルを処方する場合はシロップしかなく、保護者の方が
飲ませるたびに毎回測り取って服用させる必要がありました。

2020.06よりジェネリックでドライシロップがラインナップに加わったことにより、
管理の面でも楽になることが期待されています。

ちなみに、何社かドライシロップの味見をしてみましたが、筆者個人としては
総じてシロップよりも美味しいと思います。

適応は

花粉症やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などの眼科・耳鼻科の疾患でも、
蕁麻疹や湿疹、アトピー性皮膚炎などの皮膚科の疾患でもいずれも良好な効果が
期待できるでしょう。

市販薬はある?

残念ながら、市販薬はありません。

市販薬が必要なら、アレジオン(エピナスチン)やアレグラ(フェキソフェナジン)
などから選ぶことになるでしょう。

他の抗ヒスタミン薬については以下をご覧下さい。

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