小児喘息(気管支喘息)の病態と治療について(概要)

小児の慢性疾患

最近は患者数も増加している、喘息について。

小児喘息と気管支喘息は厳密に言うと少し違いはありますが、
症状や治療法が根本的に違うとかではないので、まとめて扱います。

子供が咳をしていると風邪かな?と思うかもしれませんが、
「喘息」は風邪ではありません。アレルギーの一種です。

ですので、「喘息」自体を人に移すことはありませんが、
もちろん風邪を併発している場合もあるので、咳エチケットは大切に。

アレルギーの原因になるもののことをアレルゲンと言いますが、
喘息の原因になるアレルゲンは1つだけではない場合が多いと
考えられています。

例えば、ダニ・ハウスダスト・動物(猫や犬)の毛・
食物(ソバや卵など)・花粉など、様々なものが原因となりえます。

さらに、「物質」ではなくストレスや気圧差、寒暖差、疲労、匂いなどでも
誘発される場合があります。

健康な人でも思いっきり走ると「ゼーゼー」となりますよね。
喘息の体質があると、それが「ヒューヒュー」となり、より
息苦しくなってしまう、といった具合です。

さて、そういった特徴のある喘息ですので、治療の基本はもちろん
「アレルゲンを取り除くこと」です。
さらに、「アレルゲンに触れても反応が出にくくすること」も重要であり
現在の薬物治療はこちらに重点が置かれています。

喘息は、成長と共に症状が軽くなっていくことが多いです。
ただし、酷い喘息発作を繰り返していたりする重症例では、
大人になっても喘息症状が残る場合があります。
症状が軽くても、「喘息の症状が起こったら薬で抑える」のではなく、
「普段から喘息の症状が起きないように過ごしていく」ことがとても大切です。

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